昨日のブログでお知らせしました
新作のLINEスタンプ
古今東西の「ダジャレ」40連発!!(笑)
さっそくチェックして
ダウンロードしてくださったみなさん、
本当にありがとうございます!
実は今回のスタンプは
申請直後は見事に
「リジェクト(審査落ち)」を
喰らっておりました!!!(笑)
審査に引っかかったスタンプは、
これ👇
びっくりでした!!
最初はもしかしたら
明石家さんまさんの特許なのか?!
と青ざめましたがwww
リジェクトの理由を見た瞬間、
まさに頭の中で叫びましたよ。
「しょうゆうこと?!」
って(笑)。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
LINEの審査チームから届く
リジェクト通知、
この言葉を目にするたびに
毎度毎度、ホント焦ります・・・

特に今回のリジェクト理由が物々しくて・・・
「第三者の知的財産権を
侵害している可能性がある」
というものでした。
一体何が「侵害」にあたるのか?
調べてみたら・・・・
あ、もうモザイクかけてるんで
お分かりですよね(笑)
僕が最初に描いた、
醬油さしの形状がアウトでした。
醤油の瓶といえば
イメージしやすいのがこの形だよねって事で
思わず描いてしましましたが、

そう、これはキッコーマンさんの
「しょうゆ卓上びん」というもので、
実はこのボトル、
2018年に「立体商標」として
正式に登録されているんです!!!
立体商標というのは、文字やロゴがなくても
「その形そのものが会社のブランド資産ですよ」
と法律で強く線引きされるもので、
LINEの審査チームは、
これをしっかり検知した
というわけなんです。
よく見てますよね!!w
ここでちょっと詳しい人なら
立体商標って『立体物』として
真似して売るのがダメなだけで、
平面の『イラスト』として描く分には
法律上セーフなんじゃないの?
という意見もあるようで。
法律の建前としてはその通りで、
背景の小道具としてイラストに描くくらいなら、
本来は問題ないはずのようです。
ところが、
LINEスタンプの審査基準は
法律よりもはるかに厳格な
「超安全第一ルール」
万が一のトラブルを未然に防ぐため、
登録されている商標に酷似するデザインは、
平面だろうが何だろうが基本アウト!
という超誠実な
防衛網が敷かれてるんですね。

そういう意味で、
実はこの「しょういうこと」スタンプは
もう一つリジェクト理由がありまして・・・
それはまた別の機会でお話しますね。
「醤油瓶といえばコレでしょ!」という
浅はかな手癖だけで描いてしまった
自分の未熟さを猛烈に痛感しつつ、
その後は権利に触れない
一般的なボトルの形に描き直して、
無事に審査を通過することができました!
これでも十分に表現できていますが
正直、最初に描いた形の方が
“醤油”っぽさが違いませんか?w
LINEスタンプを作ってると
本当にいろんことが勉強になります。
多分ですが、
「醤油の形をイメージして」
と言われたら、メーカーのことか関係なく、
多くの人が無意識にあのアウトラインを
描いてしまうのではないでしょうか?

僕たちの脳には、この形で
「美味しい醤油の味」が
完全に刷り込まれています。
この美しいボトルを
60年も前にデザインしたのは、
日本を代表する伝説のデザイナー、
故・榮久庵憲司(えくあん けんじ)さん。
“The Walkman and other consumer products have roots in a very Japanese tradition.”
Shortly after its 10th birthday, designer Kenji Ekuan celebrated the success of the Sony Walkman. pic.twitter.com/byb8wztP5f
— BBC Archive (@BBCArchive) July 1, 2023
榮久庵さんは、単に「便利な容器」を作ったのではなく、
「日本の食卓の風景」そのものを意図的に
デザインしようとしたのだそうです。
100個以上の試作を重ねて、液だれしない機能性を突き詰め、
女性が注ぐ姿まで美しく見えるように計算し尽くされた形。
日常に溶け込みすぎていて、
普段はその凄さに誰も気づかない
“粋”さえ感じますね~!!
それこそがデザインにおける
「究極のゴール」なんですよね。
今回のリジェクト体験で
僕たちの日常に潜む「デザインの魔法」と、
日本のものづくりの誇らしい伝説にたどりつき
改めて胸が熱くなりましたよ!!

僕が描いている「棒人間」も、
誰もが自由に描ける世界共通の
シンプルなビジュアル言語として
この姿を見た時には、
しりしり@棒人間のイメージが浮かぶ!
というくらいの刷り込みを、
これからたくさんの作品を通して
世の中に確立していきたいな!!

そんないろんな体験も詰まっている
LINEスタンプの棒人間たち!
ぜひあなたのお手元に!
そばにいてくれたら嬉しいです^^
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |