長野滞在も数日が過ぎました。
今朝は松本市内のグランピング施設で迎え、
鳥のさえずりで目を覚ますという、
いつも以上に五感が研ぎ澄まされる始まりでした。

そんな澄んだ感性に
さらなる刺激を与えたくなり、
足を運んだのが
松本市立美術館です。

松本といえば芸術家・草間彌生さんの故郷。
建物そのものが水玉模様に彩られてw
圧倒的な草間ワールドに飲み込まれました。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
松本市美術館に着くと
入り口で迎えてくれるのは、
巨大なチューリップのオブジェ《幻の華》

空に向かってうねるようなその姿は
“生命力が目に飛び込んでくる!”
って感じですね。
草間彌生さんといえば、
「色鮮やかなドット柄」という
イメージですよね!

しかし、今回僕が何よりも
強く引き込まれたのは、
鏡を使った作品ですね。
《魂の灯》や《ゴッド・ハート》の
前に立った時の感覚は忘れられません。
暗闇の中で無数の光が反射し、
合わせ鏡で生まれる
どこまでも無限に続いていく空間。
ふと気づくと、
その光の海の中に自分自身の姿も
完全に取り込まれていて
自分の体と作品の境界線が
消えていくような不思議な感覚。
なんだか、自分の存在も草間さんの魂も、
すべてがつながっているんだと感じさせてくれる、
静かで温かい興奮がじわじわ湧きあがります。
展示は撮影禁止で、
文章でしか伝えられないのが
歯がゆいのですが・・・
作品の持つ凄まじいエネルギーが
こちらに迫ってくるような、
圧倒的な感覚でした。
一度展示をすべて見終わった後に
もう一度この世界に浸りたくなり、
再入場してしまったほどですwww

作品を巡るうちに、
草間さんの深い「死生観」が胸に迫ってきました。
《傷みのシャンデリア》や
《天国への梯子》といった作品からは、
単なる美しさだけではない、
ヒリヒリするような切実さが伝わってくるん
切ない美しさなんですよね。
死を真っ向から見つめているからこそ、
これほどまでに生のエネルギーが
胸が熱くなりました。
彼女が命を削ってぶつけてきた
「魂」そのものが、
ズドン!と僕の心に
語りかけてくるパワーを感じて
何度も作品の前から
動けなくなりましたね
草間さんの原点の地で触れた世界は、
華やかな水玉の裏側に、
決して折れない強い意志が宿っていました。
僕自身もこれからの表現活動を通して、
もっと自分の魂に正直でありたい。
そう強く思える、
大切な時間になりました。
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |