イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

「揉む」棒人間の描き方

棒人間

 

 

棒人間をもっとイキイキと描きたい!

 

棒人間をもっと可愛く描きたい!

 

もっと分かりやすく描けるようになりたい!

 

職場でこんなシチュエーションのイラストを描きたい!

 

 

という受講者さんや読者さんの

ご要望にお応えできるように

毎日アンテナを立てております^^

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

受講生さん、読者さんからいただく

お問い合わせや、リクエストは

 

 

日々、みなさんが

棒人間を使って何を表見したいのか?

何を伝えたいのかを知る機会ですし

 

なんといっても

絶好のブログネタとなりますうれしい顔

 

 

 

 

という事で、

 

 

今日はイラスト講座

受講者さんからいただいた

 

リクエストメッセージに

お応えしていきます。

 

 

 

 

 

 肩を揉む棒人間、分かりやすい二人組の位置関係とは?

 

頂いたリクエスト内容はコチラ↓

 

 

大変ご無沙汰しています。

自分の夏休みの宿題として、
棒人間で、日常の動作を練習しているのですが

 

2人組で成り立つ動作を描くときに
位置関係や顔の方向が
どうしても気になってしまいます。

 

「肩を揉む」様子をもっと分かりやすく
描き直したいのですが、

 

もしよろしければ、
何かアドバイスいただけると嬉しいです。

 

 

ありがとうございます。

 

 

この方は

 

他にも可愛い自作の

棒人間の画像も送ってくださり

 

夏休み中の楽しい特訓の様子が

伝わってきて嬉しくなりました^^

 

 

 

それで課題にされていた

「肩もみ棒人間」

の描き方についてですが、

 

 

 

棒人間が前後すると複雑になるので

2人の棒人間同士が重ならないように

真横からの構図で描かれる方って

 

結構いらっしゃいます。

 

 

 

ですが、

コレは表現に限界があります。

 

 

 

 

一番ネックになるのが

顔のパーツが半分になってしまう事で

 

表情がしっかり描けずに

一気に”味気ない”絵になりがちです。

 

 

イラストを描くことが

正確な動作を説明する目的であれば

「横向き」で描く必要はありますが、

 

シチュエーションや情景を

イメージとして描くのであれば

逆に「真横」からの構図はおススメしません。

 

 

 

基本的に棒人間の顔は

いつも両目が見える構図

で描くように意識してみてください。

 

 

さらに言うと

 

2人組の場合、同じ方向に

顔が向いているのであれば

2人の両目がしっかり

見える位置に配置します。

 

 

 

「肩もみ」の構図を

正面から見たとき真正面から

観てしまうと

 

 

後ろの肩を揉む人棒人間の顔は

前の棒人間の頭で隠れてしまうので

 

 

 

 

スタートの「〇」は

このように配置します。

 

 

 

 

 

 

二人の位置関係を

ちょっと斜めにずらすため

 

頭の「〇」はすこし

重なるように描きます。

 

 

 

 

 

前の棒人間を起点にして

後ろの棒人間を描き足していきます。

 

後ろの棒人間は相手の肩に

添える手を先に描くと

全体の構図が描きやすくなりますよ。

 

左側の腕は頭に隠れて見えないのですが
全部を描かなくてもても

観る人は頭の後ろにある腕を

ちゃんとイメージしてくれます。

 

 

 

それからこのイラストは

 

「肩を揉んでる様子」が

わかればいいので

無理して全身を描く必要もありません。

 

 

 

 

 

 

 いろんな「揉む棒人間」描いてみた。

 

オンラインのイラスト講座には

整体やマッサージなどの

施術をされる方も受講に来られるので

 

時々いろんな「揉む」「摩る」っていう

動作も描いたりしてますので

 

この勢いで

 

いくつか紹介しますね。

 

 

 

 

① 肩を揉む(上半身)

 

二人組の棒人間を描くときの

ポイントですが

 

目に観える状況を描くだけでなく

二人の棒人間の「感情」も描くことを

意識すると、自然とこの位置関係が

取れるようになります。

 

 

後ろの人は

「ココ気持ちイイですか~?」

って前の人に心配りながら

肩をもんでいるとすれば

少し体を斜めに傾けて

 

相手の顔をのぞくような

仕草になっていきます。

 

そういうシチュエーションを

想像すると

 

一番初めにかく二つの「〇」の位置も

決めやすくなります。

 

 

 

同じ構図でも、他の表情やパーツに変えれば

新たなシチュエーションが成立します

 

表情だけでなく、

後ろの棒人間の肘の位置も変えてます。

 

見え方がどう変わってるかも

楽しんでみてください^^

 

 

 

 

 

 

② 肩を揉む(全身)

 

 

前の人は「正座」、後ろの人は「膝立ち」

の姿勢になっていますが

 

2つの頭の「○」の位置は

①の棒人間の構図と同じです。

 

 

前の棒人間の姿勢を基準に

後ろの棒人間の「観える部分」を

描き足していきます。

 

 

 

③ 腰を揉む、太腿を揉む

 

シーンとしては治療院やエステナなどの

施術のイメージです

 

施術者の棒人間を

上半身だけ描くことで

 

ベッドとか描かなくても

イメージは伝わると思いませんか?

 

 

シチュエーションによっては

伝える目的を一つに絞れば

細かい道具や背景は描かなくても

 

観る人はイメージができるのです。

 

 

 

 

 

施術者の位置をずらせば

 

施術する箇所が変わります。

 

 

 

 

④ 足を揉む

コレも施術者の棒人間を

上半身だけにすることで

 

横になってる人は

一段高いベッドが台の上にいることが

わかるようになります。

 

 

この場合、
両者は向き合う構図になっていますが

どちらの顔もしかり見える位置で描きます。

 

 

そのために、

 

足を揉んでもらっている方の棒人間は

あまりの気持ちよさに

大きく頭を振って天を仰いでいる

様子になりました。

 

 

 

また別のシチュエーションだと

 

 

悶絶で顔を振り乱している状況にして

顔を描きますw

 

 

 

二人組の仕草や動作は

ただ見える事実だけを描くのではなく

もう一歩踏み込んで

 

そういう感情のシチュエーションなのかを

あらかじめ考えて描くと構図や位置関係が

わかってきますよ!

 

 

 

 

そんな2人組の棒人間の描き方を

お伝えしている

 

棒人間の描き方講座<中級編>

https://peatix.com/event/3328450/view

コチラも一見複雑そうに見える

二人組の構図も

 

「線と形の組み合わせ」とその「描き順」で

誰でも簡単に描けちゃう秘訣をお伝えしてます^^

 

 

 

 

 

オンライン講座情報はコチラから↓↓↓

(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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