価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
先週末は
まん延防止措置の発令下、
感染予防に気を付けながら
すべての予定を終えた後に
チョットだけ寄り道を
させてもらいました。
東京都墨田区「両国駅」下車
大相撲初場所で盛り上がっていた
国技館を背にしながら
「北斎通り」を散策しながら移動
そう!
世界的有名な芸術家であり
日本の漫画家の元祖ともいわれる
葛飾北斎の生誕の地に
脚を運び
北斎先生をより身近に感じてきました。
映画『HOKUSAI』を観て
めちゃくちゃインスパイアされたのが
去年の初夏の話
それまでは、なんとなく
知識として知っている人物でしたが
昨年は生誕260年という事もあり
新たな情報も入ってきやすく
棒人間の作画においても
しばしば
“北斎先生を宿している”
つもりで描くことがあります
そんな想いもあり
訪れたのは
両国方面から北斎通りをまったり散策しながら
下町の風情を感じていたところに
突然現れた、近未来的な建屋!!!!
思ってたんとちょっと違った
斬新な外観に圧倒され
形状が気になり過ぎて
建物の周りをグルっと
まわっってしまいましたw
「いったい中はどうなってるんだ?!」と
テンションは上がりますけどね~
で、体温チェック&消毒を行い
いざ入場!
常設展示とあわせて
葛飾北斎やそのお弟子さんたちが
日本の歴史上の人物や
事件を描いた作品を集めた
『北斎で日本史』という企画展も
開催されていて、
益々気持ちが上がります!
日本武尊などの日本神話や
吉備真備や紫式部など奈良平安時代、
武田信玄、上杉謙信の川中島の戦い
織田信長の本能寺の変の戦国もの
そして今年の大河ドラマの主人公
北条義時など鎌倉幕府の興亡の絵もみられ
歴史好きにはそそる空間でした!
北斎先生は6歳の頃から
絵を描き始めたといわれ
風景、動植物、人物の表情や仕草など
目に入るものはすべて描いてきました。
そして長年培ってきた
絵の技法を弟子たちに教えるために
『北斎漫画』などの絵手本を
数多く作っています。
すみだ北斎美術館の
常設展示の方ではそうした
絵手本の描き方を紹介した
コーナーもあって
北斎の画法の再現性を
体感できたりもして
楽しむことができます。
で、
紹介されている絵手本
今の僕たちが見ても
「へー!」「ほー!」と
感心するものばかりなのですが。
特に面白いのが
『略画早指南』という本で
紹介されている画法で
北斎先生曰く、
すべてのものは
コンパスと定規が
あれば描ける!
と
絵を描く上での原理を
分かりやすく伝えてくれています。
(『略画早指南』より)
江戸時代にこんな事を
創発している
北斎先生が凄すぎます。
これは現代でも、
見事に通用する
絵が上達するコツですね~
つまり
〇と棒の組み合わせで
表現していくという
棒人間の考え方の
源流といってもイイですね!!
まさに
目に映るものを
複雑に捉えるんじゃなくて
〇と棒(線)で
シンプルに捉えてみようよ!
というところから
描くがはじまります。
なんか、
イラスト講座でお伝えしている
初心者さんでも安心して取り組める
絵の描き方に関しては
この半年ぐらいで
世界を席巻した
葛飾北斎にも繋がっているんだと
勝手に想いを抱くようになっていますw
今回、ゆかりの地を訪れることで
さらに
誰でも描ける
棒人間指南をさらに
世界に広げていきたい!
と感じる、
胸アツなひと時となりましたー!
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |
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