プレゼンや面談など
人前でコミュニケーションで
「もっと明るく話さなきゃ」
「常に笑顔でいなきゃ」
「テンション上げないと伝わらない」
てな感じで、頭と心身が裏腹で
無理を重ねて、終わる頃にはぐったり…。

なんて事はありませんか?
実はそれ、
話術に頼りすぎたり、
人間の力のみで
何とかしようとしてるから
かもしれません。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
無理に作る笑顔や
オーバーなリアクションは、
実はその裏まで相手に
伝わってるかもしれません。
人は、ほんのわずかなところから
表情の違和感を読み取る力を持っています。
感情に関する研究では、
人は無意識に相手の微表情を
察知しているといわれています。
だから、
感情が乗っていない笑顔は、
どこか不自然に映る。
そして何より、
自分が一番しんどいですよね。

じゃあどうすればいいのか?
僕が提案しているのは、
「無理に笑わない」ことです。
その代わりに――
紙の上で、
棒人間を笑わせる。

心理学の理論で
「顔面フィードバック仮説」
という面白い考え方があります。
簡単に言うと、
楽しいから笑うのではなく、
笑うから楽しくなる
というものです。
笑顔の形を作ると、
表情筋の動きが脳に伝わり、
脳が
「今はポジティブな状態なんだ」
と判断するそうで。
実際、笑顔を作るだけで
ストレス反応が弱まるという研究もあります。
でも、
自分の顔で無理に笑おうとすると、
「嘘くさい」と自意識が邪魔することも
あるんじゃないかなと思います。
そこで棒人間です。
紙の上の棒人間が、
にっこり笑っている。
その姿を見ていると、脳は抵抗なく
そのポジティブな情報を受け取ります。

僕のワークショップでは、
最初は緊張していたり、半信半疑だった人が、
笑顔の棒人間を描き終わる頃には、
本人も自然とニヤッとしていることがよくあります。
これは「感情のシンクロ」です。
絵 → 視覚 → 脳 → 感情
このループが、無理なく回り始める。
トーク術に頼らなくていい。
オーバーアクションもいらない。
まず、描く。
しかも、
上手い必要はまったくありません。
むしろ単純な棒人間だからいい。
型通りに丸を描いて、
線を引いて、口角を少し上げる。
それだけでいいんです。

言葉だけのアウトプット、
脳は「正解」を探し始めます。
でも、
絵やイラスト「描く」アウトプットは
考えすぎない。
黙々と指先を動かしているうちに、
言葉にならなかった本音が、
すっと浮かび上がってきます。
さらに棒人間は、
本来「なりたい自分」を
先取りするツールにもなります。
堂々としたいなら、
胸を張った棒人間。

優しくありたいなら、
ハートを抱える棒人間。

感謝を深めたいなら、
手を合わせる棒人間。

理想の姿を視覚化すると、
脳はそれを現実に近づけようとします。
これはイメージトレーニングと
同じ原理かもしれません。
つまり棒人間は、
あなたの感情を整え、相手との共感を生み、
未来の自分まで先取りするツールなんです。

話術を磨かなくていい。
無理にテンションを上げなくていい。
まずは紙の上で、笑顔を
「描いて」みてください。
あなたの手から生み出された
笑顔から、あなたの心を整え、
相手との空気を柔らかくし、
場の温度を変えていきます。
今日はどんな表情の
棒人間を描きますか?
たった一本の線が、
共感のスイッチになるんです。

| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |