現在放送中のNHK土曜ドラマ
また、すごいドラマと出逢ってしまってます。
放送開始当初はノーマークでしたが、
面白いと話を聴き
NHKオンデマンドで後追いして
昨日、追いつきましたw
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
『3000万』は、
飽きさせないテンポで物語が
予測不能に展開していく
クライムサスペンス。
倹約生活を送る家族が
突然3000万円という大金を手にしたら、
果たしてどうなるのか?
しかもそのお金は、
今ニュースでも騒がれてる
闇バイトによる集団強盗事件が
絡んでるものだったら、、、?
先日「地面師」観終えたばかりで、
ちょっとこの手のジャンルを
欲してたとこだったので
この設定だけ聞くだけでも
ゾクゾクしますね。
ただ、
今回の「3000万」というドラマ、
ただの大金を巡る攻防や
心理的駆け引きだけでなく、
現代社会で誰もが抱える
「将来への不安」「社会のプレッシャー」
「子育ての悩み」などを背景に、
ちょっとした選択ミスや嘘が
人生を一変させてしまうという、
スリリングで心をえぐってきます!!
でもって、
主演の安達祐実さんが凄い!
不安、恐怖、怒り、興奮、母性、後悔などなど
目まぐるしく移ろう感情をあらわにしながら、
振り切った演技に釘付けになってしまいました。
第一話の最後で、
貪るようにお金の匂いを嗅いだり、
大金を手にして高笑いする姿は、
「お金は人をこんなにも変えるのか」と
ゾッとするほどです!
青木崇高さんもイイですね~、
のんきででデリカシーに欠ける夫、
どこか憎めない存在として描かれていて、
安達祐実さんとの掛け合いも見どころ!
主人公夫婦だけじゃなく、
他の登場人物も
丁寧に背景や心情が描かれていて、
キャラクター同士の関係性が
複雑に絡み合っていることで、
予測不能のストーリーに
見事に引き込まれております。
とにかく描き方がユニーク!
これまで4話まで放送されましたが、
いろんなところに“斬新さ”や“新感覚”
を感じています。
調べてみたらこのドラマは、
従来とは違う創り方を
しているそうです!
この魅力的なドラマが生み出された背景には
「WDRプロジェクト」
というNHKの新しい試みがありました!
https://www.nhk.or.jp/info-blog/672350.html
WDRとは
「Writers’ Development Room」の略で、
複数の脚本家が一つの脚本を
共同で作り上げるというもの。
実はこの手法、
海外ドラマではよく使われていて、
日本のドラマ制作ではまだ珍しいようです。
「WDRプロジェクト」では、
まず2000人以上の応募者の中から
選ばれた10人の脚本家が、
それぞれドラマの第1話を執筆。
そしてその中から1本を選出し、
さらにその作品を完成させるために、
4人の脚本家が再び集められ、
共同で脚本を作り上げていくというもの
共同執筆では、脚本家たちが
それぞれの得意分野を持ち寄って、
まさに「かけ算」のような形で
物語が生み出されていくそうです!
セリフを考えるのが得意な人、
ストーリーの構成を得意とする人、
人物描写の得意な人などが協力して、
より深みのある物語を
作り出しているんですね!
そりゃ面白いストーリーになるよね
このドラマにハマってしまうのも納得です!
ドラマ『3000万』は
WDRプロジェクトによる斬新な制作手法と、
個性的俳優さんたちの
振り切った演技力によって
作り上げられた傑作です。
最後まで目が離せなくなること
間違いありません!
ドラマ『3000万』の面白さについて
紹介したくて今日のブログのネタにしました。
この作品が作り出された背景も
とっても興味深く、
僕たちの日常生活や仕事にも
関わる重要な要素が詰まっています。
異なるスキルや独自の視点を持つ人が
協力することで、個人では実現できない
高い成果が生まれます。
たとえ意見の衝突があっても、
アイデアを融合することで
新しい価値を創出できるのです。
そこにはやはり
協調性とコミュニケーション力が不可欠!
それぞれの強みを尊重し、
相手の意見を取り入れることで、
成果を生み出す力は最大化されますよね!
こんなチームが作れたら最高ですね!
ドラマにハマりながら(笑)
WDRプロジェクトについても
もう一つの物語として、
関わった方々のお話が知りたくなりました!
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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