9月も終わり、10月になりますね~
ようやく秋らしくなってきましたが
年末まであと3ヵ月かぁ・・・
まだまだやることは多いので
年末に向けて気を引き締めて
駆け抜けていきましょう!
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
10月といえば「神無月(かんなづき)」と呼ばれて
出雲大社に全国各地の神様が出向くので
神様が不在の月と、古くから言われていますよね。
逆に出雲では“神在月(かみありづき)”と
呼ばれてききたんだとか・・・
・・・とういうような会話ネタで
日本に息づく“八百万の神”に
思いをはせる方もいるんじゃないでしょうか?
日本の神々の歴史に触れてみると
古代から脈々と受け継がれている
日本人の精神と文化の原点が見えてきて
面白いですよね
それで最近、実は
神様って棒人間で
描けませんか?
といった棒人間リクエストも
何人かの方からお寄せいただいております。
神様ってどうやって描くの?
そんな恐れ多いことしていいのかな?
という躊躇は多少ありましたが、
昨年は12星座を棒人間化して
ご好評いただいたので、
棒人間キャラ描きで
皆さんがご自身の手で
「描いてみよう!」と
想っていただけるような
神様を考えてみました。
もちろん参考にさせていただくのは
我が国の歴史を伝える最古の書物
「古事記」に登場してくる神々
とはいえ、
冒頭から「造化三神」「別天津神」「神世七代」と
いろいろ登場されますが、
そのあたりはちょっと飛ばしで
みんなが知ってるメジャーな神様から
描いていきます。
① 伊邪那岐神(イザナギ)
伊邪那美命と共に日本の国土や様々な神を生み出した男神
弥生時代の装束や髪型をモチーフにして、
手には下界をかき混ぜた「天沼矛(おめのぬぼこ)」を持たせました。
② 伊邪那美神(イザナミ)
伊邪那岐神(イザナギ)と共に日本の国土を生み出しました女神
髪型は奈良時代にみられる女性の髪形
「双髻(そうけい)」でイメージしました。
仏像でも見られる髪型なので、神々しさを醸しながら、
リング状の結髪が【付け耳】みたいで愛嬌ある仕上がりになってます。
続きまして、
イザナギから生まれてきた「三貴神」
メジャーどころです
③ 天照大御神(アマテラスオオミカミ)
高天原を統べる主宰神で、
皇室の祖神として伊勢神宮に祀られている
超メジャーな神様
太陽をイメージした冠は「光芒」部分は
控えめにしてシンプルに表現。
羽衣は天女のトレードマークなので
描き足すことで風格が一気に上がります。
④ 建速須佐之男命(タケハヤスサノオ)
海原を統べる神。
子供っぽい側面、粗暴な側面、そして英雄としての側面など、
多様な人格で描かれている、人間臭い神様
乱行により天上界から追放されたり、ヤマタノオロチ退治など
盛り上がるエピソードが多いですね!
ボサボサヘアーと髭で
荒々しい武人としてのイメージで仕上げてみました。
⑤ 月読命(ツクヨミノミコト)
「夜の食国(をすくに)」を統べる神
三貴神と呼ばれる重要な神様の1柱でありながら
アマテラスやスサノオと比べるとエピソードが少なく
謎多き神様
古代の結髪の一つ「美豆良(みづら)」の髪型で
「夜の神」っぽく月をイメージさせる冠つけました。
他の神様との衣装と差別化できるよう
羽織り姿のビジュアルで仕上げてみました。
待望の日本の神々シリーズ!
いかがでしょうか?
描きたい神様はおられますので
また、続編はアップしたいと思います。
これを機に僕も「古事記」をはじめとする
日本神話にハマっていきそうですw
キャラ描きは下描き前提で
ご紹介していますが、ちょっとだけ
手間をかけて仕上げてみてください。
日本の歴史や文化を伝える際に
ぜひ「棒人間の神様」(←なんか変な言い方w)
活用していただけたら嬉しいです^^
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |
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