人は「見たいもの」しか見ておらず、
「見ているつもり」で
実はぜんぜん見ていない・・・
なんてことはよくあります。
これをコミュニケーションや
プレゼンテーションで
当てはめてみると
あなたが伝えたいと事があっても
相手は自分の「知りたい」ことだけ
「都合よく理解したい」ことだけを
切り取って受け取ってしまうため・・・
伝えたつもりが
伝わってなかった・・・・
という事になります。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
ちょっと寂しい
話かもしれませんが
僕は“伝え上手”になるための
考え方の前提として
人は見ているようで
見ていない
話を聞いてるようで
聞いていない
文字を読んでるようで
読んでない
という視点を常に持って
アウトプットすることが
重要だと考えています。
だから、
話し方やプレゼンスキルを
頑張って身につけて、磨いて
一生懸命アウトプットしても
伝わらなかった・・・
わかってもらえなかった・・・
という状況になっても
話を聞かない奴が悪い!!とか
憤りを感じたり
相手の理解力に責任転嫁することは
お門違いかなって思います。
あなたの話を聞く相手には
見えてない事、聞き取れてない事、
知らない事がある
ということを大前提とすると
アウトプットする際には
次の二つを意識することが大切です。
①相手との間には
理解のギャップが必ずある
②伝えるときには
情報を混在させない
具体的に説明しますね。
①相手との間には理解のギャップが必ずある
上手く伝わらない、
話が苦手という方にありがちなのが
「これくらいの事は
相手もわかってるだろう」
という思い込みで
アウトプットしてしまう事です。
そうすると
自分の中だけで完結してしまっている
言葉を投げてしまうので
物凄く抽象的で大雑把な
言葉ばかりを使って話す人が多いです。
相手の状態や状況を想像してないから
どんなにイイ事を言おうとしても
メッセージに“思いやり”は宿りません。
目の前の相手が
理解できる状態や状況ではない
という事がわかっている人は、
「これくらい知ってるだろう」
「分かってくれるに違いない」
といった勝手に断定するのではなく
「もしかしたら知らないかもしれない」
「初めて聞く言葉かもしれない」
という考えを基本姿勢として、
伝え方を工夫しています。
②伝えるときには情報を混在させない
上手く伝わる人、伝わらない人との
違いで一番大きいのは
伝えたい情報が区別されて
絞れているか?
という事があります。
会話やプレゼンで
何が主観的意見でどれが客観的事実なのかが混在している人の
話は理解しにくいのです。
分かりやすく伝えられる人は、
自分が把握できることについては
主観的意見と客観的事実とを分けて考え、
区別して伝えています。
「主観的意見」とは
個人的な評価やジャッジのため
思いつくままに発してしまうと、
受け手に拒絶や反感を抱かせることもあります。
相手が納得でき、理解しやすい知識や
考え方(フレーム)で伝えるということが重要です。
「客観的事実」とは、
数字的な根拠や事例やエピ―ソード、具体的な言葉で
受け手が具体的にイメージできるようになり、
伝え方の説得力や再現性が高まります。
自分だけが見えていること、
わかっていることだけで「相手も同じ」と判断して
伝えてしまうと
伝わりにくいだけじゃなく、
「そうじゃない」というズレが
生まれやすくなります。
相手目線で
「受け取ってもらえないかもしれない」
という視点を意識し想像しながら
伝える工夫を考えていく事で
“分かってくれないストレス”は
軽減されていきますよ!
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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