価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
普段使いのイラストが
描けるか?
描けないか?
もしくは
描こうとするか?
描くのをあきらめるか?
という
2つの局面には
“ササっと描く”スキル
が大きくかかわってきます。
イラスト講座の
受講生さんの参加動機にも
“ササっと”というキーワードは
頻繁にでてくる装飾語です。
では、
この“ササっと描く”というのは
みなさん、
どれだけの描くスピードを
イメージされてるんでしょうか?
似顔絵師が対面で
みるみる仕上げていくような
速描きをしている姿や
ライブペイントのような
次々に創造力があふれ出るような
軽快なテンポだったり
グラフィックレコーディングのような
ぱぱぱぱっと高速で描き上げる様子だったり
そんなイメージで
はないでしょうか?
あんな風に鮮やかなスピードで
描けたらいいなー
なんて思うかもしれませんが、
逆にそれがハードルに
なってるかもしれませんね。
高速で描き上げるという技術は
型を身につけることと
訓練や場数がものを言います。
そしてもうひとつ、
自分が活用するイラストは
どんな現場で用いるのか?
という事も整理することが
ポイントになります。
それをすることで、
“ササっと描く”ということは
必ずしも高速で
描き上げることではない
ということが
分かってくるんじゃないでしょうか?
自分が何のために
イラストを描くのか
ということと
描くスピードについて
整理してみました。
〇話しながら描く
というのは、限られた時間の中で
「速さ」は求められるため
細部にこだわらない、線と簡単な図形の
超シンプルなイラストの「型」を
身につけることがポイントです。
即興描きなのですが
講義やプレゼンなどでは
自分の話す内容を整理して
「何を描くのか?」を
事前準備・リハは
必須です!
「即興」だからといって
ホントにアドリブで描こうとしたら
確実に「事故」になりますから
ご注意ください。
本番で速く描くために
リハや練習では
ゆっくり描いてくださいね。
〇聞きながら描く
これも限られた時間の中で
描く必要があり、
速く描けるといいですね。
講演や授業
ヒアリングなどで
イラストを使おうと思っても
情報が次々に入ってくるし
描いたことのないイメージの
言葉が入ってくると
パニックになりますねw
メモ描きにおいても
速く描くために
イラストのパターンを
ストックしておくと良いです。
では、どんなイラストを
ストックすればよいかというと
「感情のイラスト」です。
言葉のイメージそのものより
言葉から受ける感情を視覚化する
コレはもう「棒人間」での感情表現
お気に入りのパターンを
インストールしておけばOK!!
インプットする
情報と感情を結びつけることで
メモの学習効果&記憶効果を
上げますし、
他人が見ても
「わかりやすい」印象を与え
興味・関心を掻き立てます。
〇準備しながら描く
プレゼン自体は必ずしも
LIVEが描く必要はありません。
事前に仕込むことで
視覚効果や視認性を
高めることができます。
ホワイトボードなら
ここぞ!というところだけ
空欄や余白を作っておき
事前にゆっくり丁寧に
仕上げておくと
“映え”ます。
あとは見せるプレゼンとしては
スケッチブックや
プリップボードを
事前に仕込むこともおススメです。
その時は
速く描く必要はなく
お気に入りの素材を取り入れて
自分仕様に
ゆっくり描いていただくと
資料作りも
楽しくなるんじゃないでしょうか?
〇考えながら描く
文字や数字だけで
考えるだけでなく
イラストや絵を加えながら
一緒に描くことで
思考を整理したり
さらなるアイディア創出や
課題解決力の向上にもつながります。
さらには描きながら
集中することで得られる
穏やかな心理効果や
感情に与えるポジティブな影響
は
心の癒し、
気持ちの整理
など
自然と心身を整えたり
気持ちを楽にできる効果もあります
こんな時に
描きたいイメージがでてきたら
お手本を探して描く
速描きではなく
自分の描きたいものを
探して見つけて
観ながら、写しながら
じっくり描いてみるのも
「描く」スキルです。
伝え方や、使い方によって
描くスピードは違い
“ササっと描く”ためにも
ゆっくり丁寧に
描いていただきたいです。
速く描けないから
イラストは難しい
というのは思い込みの
一つですね。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |