連絡帳。

お子さんのいるご家庭にとっては、
とても大切なツールではないでしょうか。
僕はもう子どもたちが大きくなってしまったので、
随分昔の話にはなるんですが・・・、
おうちと学校、特に担任の先生をつなぐ
大事なコミュニケーションツールだったなあと、
今でも思い出します。
毎日のやりとりだから、
どうしても文字だけの連絡だと
事務的になったり。義務的だったり、
時には、面倒だなあって感じること、
あるんじゃないでしょうか。
そんな中で、
この連絡帳を楽しんでる方たちが、
受講生さんには結構いらっしゃるんです!

お母さんの立場の方もいれば、
担任の先生、養護の先生という立場の方も。
みなさんに共通しているのは、
連絡帳を介して
なんだか繋がってる
感じがした!
という声なんですよね!!
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
あるお母さんのエピソードです。

学校の連絡帳って
いろんな確認事項や連絡事項のあとに
いつも確認のサインをする欄ってありますよね。
その方も最初は
普通に判子を押して
返してただけだったのですが
棒人間を知ってからは、
その隣にちょこんと小さな棒人間を
描いてみるようにしたそうです。
そうしたら、
しばらくして
担任の先生の反応が
変わってきて
判子で返ってきたところに、
クマやウサギのイラストが
描かれるようになったり!
お母さんの描いた棒人間には、
キラキラのマークが
添えられるようになったんだとか!!
実際に顔を合わせてるわけでもないのに
距離がぐっと近づいたようで
連絡帳をめくるたびに、
なんとなく先生と繋がってる
感じがしたそうです!
判子だけの味気のない反応が、
いつの間にか
「粋な返事」に変わっていく。
いつものやり取りの中に、
ふっと一筆の棒人間が入ってくる。
ただそれだけのことなのに、
そこに乗っている気持ちが、
いつもより少し豊かに
届き始めるんですよね。
気持ちが届くと、
受け取った側もまた
気持ちで返したくなる。
その想いが、
イラストにはイラストで!
っていう形になって現れる。
まさにそういう現象が、
この連絡帳の中で起きていたんですね!!
これって人の真理だと思うんです。
感情をもって働きかけられると、
人は感情で返したくなる。
「描く」の力は、
受け取った人はくすっと笑ったり、
ちょっとにやりとしたり。
そんな、
ふっと肩の力が抜けるような
瞬間が生まれるんですよね。

とはいえ、
今までずっと真面目にやり取りしてきた
連絡帳に、急に絵を添えるっていうのは、
もしかすると
とても勇気のいることかもしれません。
でも大丈夫です。
ハッピーな棒人間を
ひとつ描くだけでも十分なんです。
それに対して「けしからん」なんて
言われる時代でもありませんし、
ぜひ一度、
一筆入れてみてもらえたら嬉しいです。
どんな反応が返ってくるか、
ちょっと楽しみにしながら試してみる。
そんな人が増えたら、
僕も嬉しいです。

今回は「連絡帳」から
エピソードを取り上げましたが、
これって家庭と学校との間だけの
話じゃないと思うんです。
職場でも、地域のコミュニティでも、親子の会話でも、
きっと同じことが創りだせます。
誰かがふと気持ちを乗せて発信すると、
相手も気持ちで応えたくなる。
それを「ちょっと描いてみた」だけの、
シンプルな話なんですよね。
こういうエピソードを聞くたびに、
お伝えしつづけていることが
また現場で証明されたような気がして
嬉しくなります。

日常の小さな余白に、
棒人間たちがふらりと入ってくると
こんな豊かな可能性が眠っている。
そう思うと、
なんだか毎日がちょっと
楽しみになりますよね!
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |