どんなに高尚な想いや考え、
理念や大儀があったとしても、
バランスを欠いた価値観で
それが絶対だと信じて疑わず
感情と衝動だけで行動しても
共感はもらえません。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
最近に一部の環境保護団体が
過激な行動を起こすニュースを
目にすることが多いけど
先日、イギリスで報じられた
抗議活動と称する“騒動”は
理解に苦しみます・・・
イギリス・ロンドンの美術館
ナショナル・ギャラリーで
展示されていたゴッホの名作『ひまわり』に
トマトスープがかけられたという騒動。
信じられない蛮行ですね
作品自体はガラスケースに収まっていたため
幸い損傷はなかったようで、良かったです。
スープをかけた二人は
器物損壊と不法侵入の疑いで
逮捕されたそうですが、
環境活動団体「Just Stop Oil」のメンバーで
この団体はイギリス政府に対して
「すべての石油・ガスの新規開発中止」を訴えていて、
今回の行為もその一貫といられていて
SNSではこの動画が普通に上がっていて、
「Just Stop Oil支持者は芸術より命を選ぶ」と
高らかに主張しているから
これまた開いた口がふさがりません・・・
気候変動や経済問題を訴え
社会に問題提起するのはとても大切だけど、
だからと言って、
ゴッホの作品を傷つけて
いい理由にはならんよね。
まぁ、スープをかけた若い二人は
ガラスケースに入ってることは承知のうえで
「これくらいだったら作品は傷つかないだろう」という
計算のもとで
インパクトのある騒動を引き起こして
世間の注目を集めることで
自分たちのメッセージを
発信したかったんだろうと思うけど、
そんな幼稚で野蛮な行為で
世間が耳を傾けるわけがなく、
自分たちが信じて疑わないことだけ
ゴリ押しは
ただドン引きですし・・・
不快感や嫌悪感すら抱きます。
調べてみると
この「Just Stop Oil」という団体
コレまでにも世界の美術作品を標的にした
荒っぽい抗議活動を展開しているようで
こんなバカげた「環境保護活動」が
広がらない事を願うばかりです。
生前に売れた絵は一枚だけだったといわれ、
生涯かけて絵を学び続けたゴッホは
この騒動をどんな風に観ているんでしょうね・・・
SNSはじめ様々個人メディアを
手にすることができ、
誰でも自分の意見や考え方を
発信できるようになってきた時代。
先ほどの過激な蛮行までは
いかないししても
偏った視点の一方的な
アウトプットや
コミュニケーションで
お仕事や人間関係で
トラブルが起きる事も
少なくありません。
このブログでも
何度も描いてるけど
今の時代
人を動かす、共感を得る
分かってもらうための
伝え方の基本は
自分が
何を訴えたいか?
よりも
相手がどう受け取るか?
という考え方が
とても重要です。
もしかすると
そんな・・・
相手の顔色をうかがっていては
何も言えないっすよ~
なんて思う方もいるかもしれませんが、
「相手がどう受け取るか?」
という事を常にイメージできると
自分の「メッセージ」を届ける
伝え方工夫ができます。
伝え上手な人に共通するのは
常に相手目線の、
話し方、言葉の使い方、立ち振る舞いが
できる人であり
そこには
『配慮』があります。
コミュニケーションのトラブルや
自分の話がわかって貰えないのは
伝える内容ではなく
配慮が足りないことで引き起こされる
不安・不快・ストレスが原因です。
その中で
イラストプレゼンや棒人間は
「配慮」を見える化した
“不快やストレスを与えない”
安心・安全・ポジティブに
伝える技術でもあります。
相手がどう受け取るか
ちゃんとイメージができて、
そのための配慮と工夫を施しながら
アウトプットした結果
イメージ通りに伝わったら
コミュニケーションはもっと楽しく
豊かなものになって
もっともっとアウトプットしたくなりますよ^^
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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