鹿児島旅2日目
20年ぶりに
母校@国立鹿屋体育大学に
立ち寄ってみました。
コロナの影響で、
フラッと入れる感じじゃなかったので
校門前のみで当時の空気を感じてきました。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
今はどちらかというと
インドアっぽい感じですがw
二十数年前までは
ゴリゴリの体育会系で
南国の陽を浴びながら
駆け抜けてたんですよ!
こういう経験もあって
描く棒人間は、
解剖学だったりバイオメカニクス的な視点でも
躍動感が出るように表現しています^^
そんな、学生時代を過ごした
鹿児島県鹿屋市には
があります。
「航空基地」と言えば、
「航空自衛隊」の基地という
イメージをされる方も多いかもしれませんが、
ここは海上自衛隊の航空基地です。
ちょっとややこしいですがw
日本の南西海域の安全保障を担う
重要な拠点ですね。
そんな基地の敷地内にあるのが
海上自衛隊で活躍した
航空機の実物展示や
海上自衛隊に関する歴史や
現在の活動などの貴重な資料が
無料で一般公開されている施設です。
それだけではなく
鹿屋基地は
昭和11年に日本海軍の
重要拠点として始まっており
大東亜戦争の記憶が残る
戦争遺跡でもあります。
鹿児島出身の東郷平八郎から始まる
海軍の歴史から学べるのも興味深く
「坂の上の雲」好きとしては
海軍の発展していく歴史は心震えるし
ちょっと前まで「空を飛ぶ」
ことがやっとだったのに
数十年で航空機が戦場における
主役にとって変わっていく過程も
技術革新の歴史としては
ワクワクしながら見学できます。
でもやっぱり、
忘れてはならない戦争の歴史
真珠湾攻撃の作戦計画も
この基地内で行われたそうです。
その後、
総力戦による戦局が苦しくなってくると
日本軍の航空機戦は
敵艦船に体当たりするという
特別攻撃隊による決死の攻撃となり
終戦まで行われます。
特攻と言えば
小説・映画・ドラマでも話題になった
この『永遠の0』では、
主人公の祖父@宮部久蔵が
最後に出撃した基地として
鹿屋基地が登場します。
特攻隊と言えば
同じ鹿児島の「知覧」が
有名ですよね、
知覧と比べると
意外と鹿屋はあまり知られていませんが、
実は、鹿屋からは知覧の倍以上にもなる
908人の特攻隊員が出撃して
命を落とされているんです。
鹿屋は、日本で最も多くの特攻隊員が
飛び立った航空基地であり
そして今も“現役”で活動しているという
貴重な場所ですね。
2代目水戸黄門の西村晃さんも
特攻隊員だったそうです。
写真撮影禁止エリアではありましたが、
特攻隊員の遺影や遺書なども
展示されています。
特攻で命を散らすことになる
20歳前後の若者たちが綴った
自らの使命、国への想い、
家族への感謝の言葉は
胸に迫るものがあります。
運よく資料館のスタッフさんが
声を掛けてくださり
『永遠の0』の宮部久蔵のモデルになった人を
何人か教えていただきました。
複数の実在する特攻隊員のエピソードを繋いで
一人の人物として描かれたんですね。
スタッフの方から伺う
隊員お一人お人エピソードも
胸が熱くなるものばかりでした。
本当に優秀な人たちが
壮絶な覚悟でこの基地から飛び立ち
命をし散らしていったという事を思うと
実が震えるばかりで
自分の命の使い方
改めて自分に問いかけ
見つめるひと時でした。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |