イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

「解説」にほんのちょっと〇〇が入ると、受け手の引き寄せが変わる。

似顔絵

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師

大河ドラマ検定2級の
かわしりみつはるです。

 

 大河ドラマ『青天を衝け』

コロナの影響で前作『麒麟がくる』の

放送終了が押したことで

 

例年よりも1か月遅れで

先月スタートした

大河ドラマ『青天を衝け』

 

 

(画像:NHK)

 

第5話まで来ましたが、

 

“快作“ですね!

 

かなり好きです。

 

 

 

主人公の渋沢栄一を演じる

吉沢亮さんの、
瑞々しく溌溂とした

喜怒哀楽全力の立ち回りに

心が躍り

 

 

主人公の生家にひろがる

桑葉や藍葉の緑色や

染料の藍色が

色鮮やかな風景が

清々しい気持ちにさせてくれます。

 

 

今まで知らなかった

武蔵野の小さな田舎村での

誰も知らない

歴史の裏舞台での人物模様と

 

 

幕末・明治維新の

歴史好きにはたまらない

表舞台での激動の政治劇が

 

 

絶妙なバランスで

構成されているので

新鮮な切り口で

見られています。

 

 

当時は

多くの人がまだ良く知らない

人物が主人公だった

大ヒット作『篤姫』に近い

匂いを感じております。

 

 

しかも、今回作り手の方々は

面白い趣向を取り入れてきました。

 

 

 

 

記念すべき第一話

 

 

 

冒頭の一番最初セリフが

主人公でもナレーターでもなく

 

 

 

 

(画像:NHK)

 

「こんばんわ、

徳川家康です。」

 

 

 

 

北大路欣也さん演じる

徳川家康がご挨拶!

 

 

 

 

これから江戸幕府が

滅んでいく物語を

 

時代を築いた家康に

口火をきらせました!!!

 

 

渋沢栄一の思想や行動規範が

家康をかなりお手本としているという

話もありますが、

 

 

これ演出として発想した人

天才ですね!!

 

 

 

 “家康目線”で幕末を知る。

 

で、物語上でも

すでにお亡くなりになっている家康公

当然本編には登場せず、

今回の大河ドラマでのの役割は

毎回の冒頭部分でのミニ解説

 

 

 

本編とは別軸で、

視聴者の理解補助として

 

物語の「背景」や「おさらい」をする

ミニ解説を挿入する演出は

 

 

三十数年前の

『独眼竜政宗』の頃に

初めて取り入れられ

 

以降、他の作品でも

よく見られる手法となっています。

 

 

ナレーションが

そのまま解説するのが王道ですが

 

 

 

『吉宗』の時には近松門左衛門が

 

『葵~徳川三代~』の時は

徳川光圀が

 

キャストとして登場して補足する

という形なども話題になりました。

(画像:NHK)

 

 

光圀がスライド使って説明する姿は

斬新でしたね!

プレゼンテーションとしても

ホント勉強になりますw

 

 

 

後世の人が

過去の歴史を振り返りながら

解説するというのが

 

あるいみ常識的でしたが、

 

 

 

すでにこの世にいない人が

これから先の事を語る

 

というのはかなり

面白く、初っ端から心つかまれました。

 

(画像:NHK)

 

 

 

北大路欣也さん演じる家康は

重厚で真面目に解説されるのですが

 

その語り口は

とても優しくで丁寧です。

 

 

さらに時折、

 

「また出てきましたよ!」など

 

その佇まいからは

概ね想像できない

現代語が混ざってたりして

 

お茶目な部分が

見え隠れするという

“ギャップ萌えな”

家康公なのです。

 

 

 

 

そんな家康自身が

 

「新しい時代を作った人物には、

徳川の家臣もいるんですよ」

 

「260年、結構いい時代だったと思いますよ!」

 

「鎖国時代においても

外国の情報は手に入れてたはずだった・・・」

「外様が意見するなど、

私の時代では考えられなかった!」

 

とか

語り手の“主観”が出てくるのも

 

 

聴く側としては「そうなんだー」とか

「うんうん、確かに家康ならそう言いそう!」

というような気持になり、すんなり入ってきます。

 

(画像:NHK)

 

 

「解説」というプレゼンテーションにおいては

 

単に結果・原因、事実を

客観的に伝える事は

もちろん重要ですが

 

 

それを伝える自分は

どう考えているのか?

どう感じているのか?

 

 

という部分もちりばめることで

 

受け手の興味や関心を

引き寄せ、

 

共感という関係性を

作っていく事ができます。

 

 

 

僅か2~3分ほどの挿入部分ですが

観る人を惹きつける

要素がいっぱい詰め込まれいて

 

さすが家康公ですw

 

このコーナーだけつなげて観るだけでも

幕末史、詳しくなれますよw

 

 

 

 

という事で

 

毎週の楽しみへの期待と敬意をこめて

筆ペンで一筆奏上しました。

 

 

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住所 愛知県名古屋市
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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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