イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

「花粉症の棒人間」の描き方

棒人間

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

 

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

 

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 吹く風も春めいて・・・

 

 

日中もぽかぽか陽気で

温かくなりましたね~!

 

 

吹く風も春めいて

心もなんだかワクワクして

 

積極的に日の当たるところに繰り出して

リアルにもサニーサイドを

歩んで行きたいなぁ~

 

という気持ちが

どんどん掻き立てられています^^

 

 

 

そんな前向きな

気持ちになれる一方で

 

 

春と言えば

お悩みの方も多い

 

 

 

花粉症の季節

 

 

 

 

スギ花粉の飛散ピーク時期を迎え、

今後は段々とヒノキ花粉も

飛ぶようになっていくそうです。

 

 

花粉症の方にはつらい時期が続き、

毎日の対策が欠かせませんし、

 

花粉症の中に紛れ込む可能性のある
新型コロナウイルス感染症の
リスクも見逃せませんね。

 

 

 

という事で、

 

 

注意喚起や症状のチェックなど

お知らせや掲示などで

お使いいただけるような

 

 

 

花粉症の棒人間

 

描いてみました。

 

 

 

 

 

 花粉症の棒人間10選

 

 

① 軽症状

鼻水姿の基本形

 

目は線と点だけで表現することで

目がすわったような、

ちょっとボーっとした虚ろな感じが

表現できます。

 

鳥山明先生の『Dr.スランプ』に

登場するスッパマンが

この表情を良くしてます。

 

 

可愛く描くポイントは

“鼻は描かない”こと

 

タラ~と垂れている鼻水の

尖っている部分だけで

 

鼻の穴がそこにある事が

自然とイメージできるため

描く必要はありません。

 

 

 

 

 

 

② とまらない鼻水&涙

 

さらに鼻水が止まらない状態は

鼻の穴から先まで同じ太さで描くと

勢いよく垂れ下がっている様に

見えてきます。

 

ディフォルメとして

鼻水が口を通し越して描くことで
症状の深刻さが描けます。

 

分かりやすく描くポイントは

半開きの口と鼻水がカブるのを避けるため

斜めの角度にしています。

 

 

 

 

 

③ くしゃみ(マスク無し)

無防備な状態での

突然のくしゃみに襲われる

というイメージ。

 

 

今の社会モラルでは

完全にアウトですね!

 

 

口の口角を思いっきり下げて

歪めながら描くと

本人の意図とは関係なく

無様に開口している状態が描けます。

 

 

 

 

 

 

こんな感じで注意喚起としての

素材としてご活用ください。

 

 

 

 

 

 

 

④ くしゃみ(マスクあり)

という事で、

 

 

マスクをつけて観ましたが

完全につけたままでは

くしゃみのイメージは伝えづらいため

 

マスクから口がはみ出すように

描いています。

 

 

 

これが現実の状態だと

 

まったくマスクの意味が

ありませんが・・・(^^;

 

 

 

 

 

 

 

⑤ 鼻かみ(正面)

正面から描く場合だと

比較的落ち着いた状態で

 

優しく鼻をかむ仕草が

表現しやすいです。

 

 

で、すこし力を入れたい場合は

斜めの角度から描くことで

“勢い”が出しやすくなります。

 

 

 

 

 

⑥ 鼻かみ(横)

前かがみの姿勢と

手にしているハンカチ(ティッシュ)の

角度で鼻をかむ“勢い”が変わっているのが

お解りいただけると思います。

 

 

さらに表情も

眉と目の直線も、鼻に向かって

集中していくように描くことで

 

“力の入れ様”のレベルが上がっています。

 

 

実際には

鼻のかみ過ぎには

注意ですけどね・・・

 

 

 

 

⑦ 頭痛

 

頭を抱える姿は、コレまでの棒人間でも

何度も描いてきていますが

 

今回はあえて奥の腕を描かず

手だけが頭の上にちょこんと乗っかている

だけにしてみました。

 

 

腕がなくても奥に腕があるように

観る人はイメージできますし

より“立体感”がでてきて

頭の“重さが”まで伝わりやすくなっています。

 

 

また

 

目の下の赤味を表す斜線や

頭の上のギザギザの効果線によって

体調の悪さを分かりやすくしました。

 

 

 

 

 

⑧ かゆみ・目

痒みのために両目を擦っている仕草

 

一見、単純に泣いているようにも

見えるとことを

 

目尻近くのギザギザ表現や

手が小刻みに動いている『((』の形によって

 

“痒さ”を表現しています。

 

 

 

 

 

 

⑨ かゆみ・皮膚

全身の赤味は斜線を組み合わせた

網目模様で表現

眉目口は完全に左右非対称な
歪めて描くことで

苦悶の表情に仕上げています。

 

 

描いてるときに

僕自身がなんだか

身体がかゆくなってきたので

中々の渾身作です・・・あせあせ (飛び散る汗)

 

 

 

 

もし、コレ見て

痒みが写っちゃった方

 

 

・・・ゴメンナサイ。

 

 

 

 

 

 

⑩ 鼻水止め

 

鼻水が落ちるのを防ぐために

鼻の両穴にティッシュを

よじって詰めている・・・

 

極めてマンガ的な表現ですが

 

 

愛しい自虐絵としては

使えるかと・・・冷や汗 (顔)

 

 

 

 

こういう場合は

口を描かないことで

 

ちょっと息詰まった感じが

ユニークにみえてきます。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

かなりネガティブ系の棒人間ですが

 

花粉症という現象を

ちょっとしたユーモアを

交えて表現するときに活用していただき

 

悩ましい季節

明るく乗り切っていただけたら

幸いです^^

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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