動いたりポーズを決めてる
棒人間を描くとき、
どいう場合に
足の形って変わるんですか?
受講者さんから
こんな質問をいただきました。
こういう事ですね↓
確かに、動きのある棒人間
歩いたり、走ったり
飛んだり、跳ねたり
踏ん張ったり、構えたり・・・etc
様々な動作を描いていると
「足」の形は変化しますね!
結構、感覚的に描いてきた部分だったので
まさに“足元”見てませんでしたね~www
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
そういえば、
棒人間の描き方をお伝えするとき、
僕は下肢部分を「脚」と表現することが多いので
太ももからつま先までの全体の形について
語ることが多かったかもしれません。
ただ、躍動感のある動作には
さらに細部に具体的な“意味”があり、
細分化したパーツ形にも
表現されています。
という事で、
今日は
棒人間を支える一番下のパーツ
「足の形」についてお話しますね!
棒人間は基本的に
「○」と「線」の組み合わせ
で描いていく事をお伝えしているので
初心者の方には
「足は楕円」で描きます。
楕円にすることで、
体重によって「〇」変形している意味が加わり
足の形として認識することができます。
さらに棒人間に躍動感を与えたり
イキイキとした表現を目指す場合は
「足の形」に
もっと意味を持たせる必要があります。
そもそも
実際の脚の形って「○」じゃないですよねw
もうすこし
実際の形状に寄せようと思うと
「足」の形は三角形で
捉えることができます。
「足の甲」「かかと」「足底」の3辺で
楕円よりはちょっと具体的で
シンプルな足のイメージになります。
「足底」の線を真っすぐに引くだけでも
棒人間は地面に足がしっかり接地した印象になり
いわゆる“地に足着いた”イメージに仕上がります。
さきほど「三角形」と言いましたが
実際に棒人間で使う時は、
角は丸く線も緩やかに描いて
「○」と「△」の折衷型がおススメです。
三角形に近づけることで
「つま先」の向きがより明確になります。
ココからは
「三角形の足の形」の応用いイメージです。
これはつま先の尖りを潰すことで
つま先を起点に立ち上がって言うように見え
「背伸び」「つま先立ち」の姿勢が表現できます。
これが「楕円」ままだと
なんだか宙に浮いているようで
安定感を感じなくなりますね・・・
三角表現の場合は、もう一つ
「つま先」を潰さない方法もあります。
「足の甲」と「足底」の線を屈折させることで
足の指だけで地面を捉えて、つま先立ちしている
イメージが描けます。
立ち姿勢の中でも一番
“力の入り具合”が伝わってくると思います。
棒人間の描き方に慣れてきた方は
こうした細かい部分にも
ちょっとしたアクセントを入れてみると
躍動感、力強さ、ユーモアといった
より表現を豊かにするエッセンスを
手に入れる事ができますよ!
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |
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