イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

成功の循環モデルと棒人間

 

 

研修やワークショップを

設計していく上で、まず考えている事。

 

イラストや棒人間を活用したプログラムでは

いつも大前提にしている考え方があります。

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

組織が継続的に成果を上げ続けるために

必要な要素とプロセスを明らかにした考え方で

 

 

 

マサチューセッツ工科大学の

ダニエル・キム教授が提唱された

 

「成功の循環モデル」

 

というものがあります。

 

 

What is Your Organization’s Core Theory of Success?

この考え方は

組織やチームづくりだけでなく

セミナーやイベント運営でも

 

成果を出すための

前向きな“場づくり”を進めていく上で

とても重要な指針を与えてくれていますので

 

 

今日は棒人間を使って

ご紹介したいと思います!

 

 

 

 

「成功の循環モデル」を棒人間で表現

 

 

集団や組織において

コミュニケーションが大切

 

 

という事はよく聞くお話ですが

 

 

これは世の中に人が関わるすべての結果は

複数の要因が相互に関連し

影響しあってもたらされるという考え方です。

 

 

その相互作用をモデルにしたのが

この「成功の循環モデル」です。

 

 

 

 

 

このモデルでは、

4つの質を循環させることで

プロジェクトを成功に導きます。

 

・結果の質
・行動の質
・思考の質
・関係の質

 

 

関係の質の高まりが思考の質に影響し、

それが行動の質に影響し、

最終的に結果の質を高めることに繋がる

という循環関係があるというものです。

 

 

 

 

答えを先に知ってしまうと

「なるほどそういう事か!確かに!」と

なんか納得できますが、

 

 

世の中をみると

関係性の質を高める工夫がないために

 

「行動」「思考」や「結果」に対しても

単面的捉え方をして、組織が上手く機能しない・・・・

なんていう状況が起こったります。

 

 

 

例えばこんな感じ、

 

 

 

 

関係性の質よりも、目先の成果や結果だけを求め

「結果の質」を向上させようとすると・・・

 

 

 

 

一方的な指示や、押し付け、

命令的なコミュニケーションになり

 

「関係性の質」は落ちます・・・

 

 

 

そうなると受け手側は

 

自分事として考えられず

お仕事やプロジェクトに対して

“受け身”になってしまいます。

 

つまり、「思考の質」が低下します。

 

 

ここで「うちはみんな受け身体質なんだよね~」

なって断じてしまい、精神論・根性論が手放せないと、

さらに悪化していき・・・

 

 

 

そして

 

 

関わる人たちは

自発的、積極的に行動しなくなります。

 

 

 

で、「結果の質」

当然落ちまくり・・・

 

 

 

 

 

 

そして最悪な状況・・・

 

 

 

責任のなすり合いや、犯人捜し、、、

自己防衛と他者攻撃の応酬で

 

関係性の質はさらに悪化していき

 

成果が上がらない

負のループに陥っていきます・・・

 

 

 

なんと恐ろしいことでしょう~あせあせ (飛び散る汗)あせあせ (飛び散る汗)あせあせ (飛び散る汗)

 

 

 

だから今は、結果や行動を変える前に
組織の中での人間関係における質の向上が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

関係性の向上は、互いを尊重して
雑談や対話を通して情報を共有することで

お互いの信頼関係の強化につながります。

活発な意見交換ができる環境は

自分事として前向きに考えるようになり

「思考の質」が高まり

 

 

自発性、積極性も生まれて

「行動の質」も向上し、

「結果の質」も高める。

 

さらに、いい結果が出ると

またチームの「関係性の質」が上がる!

そういった好循環が続いていくわけですね。

 

 

 

 

 

僕が研修やワークショップを設計していく上でも

まず参加者の関係性の質を上げることを考えます。

 

 

その工夫が

 

イラスト(棒人間)を使った

対話の仕組みです。

 

 

 

僕が登壇する

すべてのワークショップで導入では

絵を描く、描いた絵を見せながら話す

という事を通して

「お互いの人となりを知る」という

セッションがあります。

 

 

これは、いつもと違った

“描くという身体活動を伴ったコミュニケーション”を

全員同じ条件で行う事で、心理的安全な場を生み出し

話しやすい環境を整えことが目的で、

「アイスブレイク」としても機能します

 

 

序盤で、全員参加型で対話の場をすくり

みんなで“喋る”時間を増やすことで「関係の質」は向上し、

その後の取り組みは、前向きにどんどん進んで行きます!

 

 

 

 

前向きな空気、楽しい雰囲気は

講師の人キャラや話術に頼らなくても

「理論」と「仕掛け」で創っていく事できます。

 

 

人が集まるところで前に立つようなことがあれば、

ちょっとだけ時間をかけて

目の前の人たちの「関係性づくり」工夫してみてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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