イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

朝ドラ『ばけばけ』が描いたやさしい時間

 

 

 

先日、朝ドラ『ばけばけ』

最終回を迎えましたね。

 

 

 

みなさんご覧になってましたか?

 

 

いや~素晴らしいラストでしたね~

観終わったあと、ラストシーン同様に

胸の奥に小さな灯りがともったような感覚が、

ずっと消えずに残っています。

 

 

視聴者の多くの人が感じていた

派手な感動というより、

じんわりと広がっていく温かさ。

 

 

「あぁ、いい物語に出会えたなぁ」と、

毎朝、静かに噛みしめるような

スバラシな時間でした。

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

■ 言葉にしないから、伝わるもの

 

 

この作品の魅力って、

制作サイドからも言われてましたが

 

「何も起こらない」ことなんですよね!

 

 

何気ない日常の中で、少しずつ、

ほんの少しずつ関係や気持ちが変わっていく、

その“揺らぎ”の描き方にあった気がします。

 

 

おトキさんとヘブン先生。

 

言葉にしてしまえば単純な関係なのに、

その距離が縮まっていく過程は

50代の僕でもときめいてしまうほど

繊細に描かれてました。

 

 

「好き」と言わない。

説明もしない。

 

ただ、視線が交わること。

 

ふとした沈黙のなかでの表情、
そして光の入り方や、空気のやわらかさ。

 

 

それだけで、

二人の心の動きが伝わってくる。

 

 

 

まるで一枚の絵を眺めているような、

そんな時間でした。

 

 

僕自身、毎朝

この“説明しすぎない豊かさ”に、

強く心を動かされてきました。

 

 

 

時には

「その演出はズルすぎる!!」

なんて嫉妬したりしてねw

 

 

 

 

 

言葉で伝えることもできるけれど、

あえて余白を残すことで、

見る人の中に情景が立ち上がる。

 

 

察しと思いやり

 

そのほうが、

ずっと深く伝わることもあるんですよね。

 

 


神回と絶賛された
このシーンは多くの人の
心に焼き付いてますよね~

 

 

 

■ 景色をあわせる、ということ

 

昨年から、ワークショップデザインを

学ぶ中で「景色あわせ」という言葉に出逢いました。

 

 

 

 

 

 

同じ景色を一緒に眺めて、

それぞれが感じて、

そこから気持ちが重なっていく。

 

 

 

『ばけばけ』という作品は、

まさにそれだった気がします。

 

 

 

作り手が見ていた景色と、
あるいは意図して伝えたかった景色、

 

そして僕たちが受け取った景色が、

どこかでそっと重なる。

 

 

 

そんな不思議で、

やさしい時間でした。

 

 

 

モデルとなった小泉八雲も、

どんな想いでこの国の景色を

見つめていたんだろうなぁ・・・

 

そんな事にまで

想いを馳せることができました。

 

 

 

『ばけばけ』小泉八雲のオープンマインド

 

 

言葉にしきれない

空気や、音や、間。

 

そういうものをすくい上げて、

遠くの誰かに届けようとしていた。

 

 

激動の時代ともいわれる明治は

決して穏やかではなかったはずなのに、

それでも彼が見つめ続けたのは、

日常の中にある静かな美しさでした。

 

 

 

ドラマの中で、

おトキさんが救われたきっかけも、

劇的な出来事ではなく、

ほんの些細な言い間違いでしたよね。

 

 

くすっと笑えるような、小さなズレ。
そんなところにこそ、人は救われたりする。

 

 

『ばけばけ』最終回は、

まさにそんな形で心の浮き沈みを回収していく

 

とんでもなく幸せな、

温かいエンディングでした!!

 

 

 

 

 

大きな答えじゃなくていい。
派手な正解じゃなくていい。

 

 

ただ、同じ景色を見て、

「いいね」って言い合えること。

 

それだけで、

世界は少しやさしくなるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

僕自身も、棒人間のイラストやワークショップを通して、

そんな時間をつくっていけたらと思っています。

 

 

 

何かを教えるというより、

一緒に眺める。

 

あえて立ち止まってみる。
ちゃんと味わってみる。

 

 

そんなふうに日常を見つめ直したとき、

そこにはきっと、

 

 

自分だけの「情景」が

広がっているんだと思います。

 

 

そしてその情景に気づけたとき、

いつもの毎日が、

少しだけやさしく見えてくる。

 

 

 

おトキさんとヘブン先生が魅せてくれた、

あのやわらかな時間のように。

 

 

今この瞬間にも、

僕たちの目の前には、

 

かけがえのない情景が

広がっていますよね。

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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