イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

「崖っぷち棒人間」の描き方

棒人間

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

 

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

 

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 背水の陣・山本太郎

 

 

一般の報道では

小さく取り上げていましたが

れいわ新選組代表の山本太郎氏

衆議院議員の辞職を発表されました。

 

 

ビックリです!

 

現在の地位・立場を捨てて
今夏行われる参院選に出馬するための

辞職という事ですが

 

 

さらに驚いたのは、

参院選の比例区からではなく、

 

負ければ終わりの「選挙区」から
立候補し挑戦すると

表明されていることです。

 

 

まさに「背水の陣」

 

今の政権や国会勢力との

対決姿勢や

自らの信念を

メチャメチャ分かりやすく

具体的な行動で

示していますよね!

 

 

ブログでは政治思想は

語るつもりはありませんが

 

 

自らを「崖っぷち」に追い込んで
捨て身で臨もうとされる

山本氏の情熱と

決断と行動力に敬意を抱きます。

 

 

 

もしかしたらまたこの

「崖っぷち」から

新たな風が吹くかもしれませんし

 

「崖っぷち」だからこそできる事

 

なんてことも

示してくれるかもしれませんね。

 

 

ということで、

 

 

「崖っぷち」にいる棒人間

描いてみたくなりましたので

 

 

ちょっと繋ぎが強引ですがwww

ご紹介していきましょう!!

 

 

 

 

 

崖っぷち棒人間 の描き方

 

 

 

① 基本型(横からアングル)

 

 

 

崖のイメージというと

真横から直角に描く場合

 

そこに「しがみ付く」人物は

壁面にぴったりと

くっつくように描きます。

 

 

今回は3頭身の棒人間なので

顔と壁面に接点をおき

 

その他のパーツは

できるだけ垂直に描くようにすると

重力感が出てきます。

 

基本、横の表現の場合

無理に顔を描くと

不自然になってしまうので

 

顔のパーツは描かず

汗マークやネガティブ縦線などを

加えるだけで感情を表現することを

おすすめします。

 

 

 

 

崖っぷち棒人間の顔を

描きたい場合は

 

立体的に表現することを

意識する必要があります。

 

 

 

 

 

② 崖にぶら下がる

 

 

 

①の横からのアングルと

同じシチュエーションで描く場合は

 

崖のへりの部分だけを線で表現し

 

すこし斜め後ろからの
視点で描きます

 

 

顔の表情は

真上を見上げるよりも

 

背中越しから

崖の下を見下ろす表情で

描く方が描きやすいです。

 

 

 

 

 

 

③ 全力でしがみ付く

 

 

 

崖のへりにしがみ付き

ジタバタもがいている様子です。

 

 

辛うじて顔を崖の上に

押し上げていますが

 

 

這い上がれるか?

力尽きて落ちるのか?

 

 

まだわからない状態だという事は

伝わっていると思います。

 

 

 

 

 

で、ちょっとだけ変えると

状況が変わります。

 

 

 

 

 

④ しがみ付く(ちょっと余裕)

 

 

 

②と似たようなポーズですが

状況としては

 

この人はそのまま崖の上に

這い上がれそうに見えませんか?

 

 

 

②と比較すると

“必死な雰囲気”が和らいで
同じしがみ付くでも

余裕を感じられます。

 

 

これは、

表情を差し替えていることもありますが

 

手前の「肘」の描き方で

全身の力の入り具合を変えています。

これだけで棒人間の

行動イメージがガラリと変わるから

面白いでしょ?うれしい顔

 

 

 

 

 

 

⑤ 手を差し延べてもらう

 

 

 

 

ギリギリのところで

支援を受け手一命を取り留める

状況ですね。

 

ぶら下がる方は
②の棒人間のアレンジになります。

上にいる棒人間の身体全体は
ほぼ顔に隠れてしまうように描くことで、

 

前屈みに大きくしゃがみ込んで
全力を振り絞って引き上げようとする

ポーズになります。

 

 

 

⑥ ギリギリ踏み止まる

「チキンレース」のように

全速力で駆け抜けようとして

崖っぷち寸前で止まることができた

シチュエーションです

 

 

身体は「くの字」のように

直線的に下り曲がることで

緊張感や驚きの感情が伝えられます。

 

 

 

 

 

⑦ 絶対絶命

 

 

 

漫画の崖の表現で

良く観られますが

 

 

壁面は真っすぐに描くのではなく

抉れるように描いて

ヘリの部分が突き出ているような

イメージにすると

 

ぶら下がりの人間は描きやすいですし

 

また奥の腕でヘリを掴むようにさせると

表情や残りの腕脚の表現が自在に描けます。

 

 

 

 

かなり窮地な状況や、

絶望的な表現ですが
きっと這い上がれます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は「崖っぷち」なんて

ちょっとネガティブな表現を

いっぱい描きましたが

 

 

でも、これって

人生追い込まれたような

壮絶な体験をしている

限られた人だけではなく、

 

 

みんな実は何かしら

 

ギリギリの勝負を挑んでいたり

毎日をもがいていたり

ジタバタしたり・・・

 

なんてこと

あるんじゃないでしょうか?

 

 

 

誰もが

必死に掴まって、

しがみ付いて

懸命に生きているよね!

 

 

 

てね、

 

 

そんな心の内なんかも

共有・共感できるような

イラストだとおもいますので

 

 

よかったら

参考にしてみてくださいね!

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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