「棒人間って、
昔からあったんですか?」
僕が「棒人間!棒人間!」って
大真面目に発信し続けてるからw
耳馴染みのないキーワードだった方や
活用法を含め新鮮に感じていただいた方から
このような質問を結構いただきます。
「棒人間はいつから存在したのか?」
この問いに関しては
棒人間は、
遥か遥か昔から
存在しています。
とお答えしています。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
実は、棒人間は
人類が言葉を獲得するよりも
先に手にした表現手段
ということができて
新しい発明でも何でもなく、
私たち人類にとって
最も古いコミュニケーションの形の一つなのです。
世界史なので人類の起源を学ぶときに
必ず登場してくる
洞窟壁画
一生懸命覚えた方も多いのではないでしょうか?^^
(フランス・ラスコー洞窟の壁画 Wikipediaより)
(スペイン・アルタミラ洞窟の壁画 Wikipediaより)
先史時代、洞窟の壁に残された数多くの壁画は、
現代を生きる私たちにも
太古の人々の生活を語りかけています。
これらの壁画に描かれているのは、動
物や狩猟の様子、そして何と言っても「人の姿」。
これらの人の姿は、
ずばり「棒人間」ですよね!w
単純化された線と形で、
表現されているこれらの絵によって、
太古の人々が自分たちの日々の生活や出来事を
どのように捉え、感じていたのかを私たちに伝えています。
想像を膨らませてください。
私たちは確かに
ここに存在していた!
遥か遥か時空を超えて
そんな彼らのメッセージを
壁画の「棒人間」から受け取ることができて
今を生きる僕たちと繋がっているようです。
なんてロマンに溢れる事でしょう!
つまり、棒人間を描くことは、
言葉によるコミュニケーションが
発達する前の人類が、
自分たちの存在を認識し、共有するための
重要な手段だったといえます。
洞窟壁画でもわかるように
「棒人間」が持つ最大の魅力は
そのシンプルさにあります。
複雑な詳細を省き、
最も基本的な線と形で表現することで、
誰もが理解しやすいビジュアル言語を提供します。
この普遍的な表現力は、
言葉の壁を越え、文化や時代を超えて、
人々に共感や感動をもたらす力がありますよね!
膨大な「情報」や「情報技術」に溢れ、
急速に変化、進化していく現代社会において
文字や言葉だけではない
ビジュアルコミュニケーションが
重視されてきていますが、
自分で見たもの、
考えたもの、
感じたものを
視覚的なイメージにして
シンプルに伝えることは
太古から人間が、すでに獲得していて
誰にでも兼ね備わっている
“普遍的な能力”なのです。
そして
「棒人間」を描くことは、
単なる趣味や遊びの領域を越えて
自己の存在を認識したり、体験を記録したり、
メッセージや情報を発信していく、
人類起源の時代から受け継がれてきた
表現力の原点です。
この時代を超えて人々をつなぐ
普遍的なコミュニケーション術を
僕は、太古に想いを馳せながら
新たな創造性を見出し、
より豊かなコミュニケーションの世界を
展開し続けていきますよ!
ちなみに今回のカバー画像ですが、
“洞窟で棒人間の絵を描く原始人”で
AI生成して、アレンジしてみました。
なんて陽気なイメージなんだwww
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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